ニュースリリース

結核化学療法剤「サチュロ錠」の日本における独占的販売契約締結のお知らせ

2026年3月25日

当社は、2026年3月25日付けで、Johnson & Johnson(日本における医療用医薬品事業の法人名:ヤンセンファーマ株式会社、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:クリス・リーガー、以下「J&J」)と、結核化学療法剤「サチュロ錠100mg」(一般名:ベダキリンフマル酸塩、以下「本剤」)の日本における独占的な販売契約を締結しましたので、お知らせします。

本剤は、多剤耐性肺結核の併用療法の治療薬としてJ&Jが販売中です。なお、現在、効能又は効果の追加を目的として、治療抵抗性の肺MAC(Mycobacterium avium complex)症を対象とした第2/3相の開発段階にあります。

本契約により、2026年6月から当社単独で本剤のプロモーション活動を開始します。また、肺MAC症の効能又は効果の追加が承認された後には、J&Jより製品供給を受けて、当社が独占的に販売を行います。

本剤は、米J&Jが各国で販売中のジアリルキノリン系の抗結核薬です。結核菌のエネルギー生成に必須であるATP合成酵素を特異的に阻害し、増殖期および休眠期の結核菌のいずれに対しても抗菌活性を示します。日本では2018年から販売されており、本剤に感性の結核菌を適応菌種とし、多剤耐性肺結核を適応症に、通常、成人には投与開始から2週間はベダキリンとして1日1回400mgを、その後、3週以降はベダキリンとして1回200mgを週3回、48時間以上の間隔をあけて食直後に投与される経口剤として用いられており、投与に際しては、必ず他の抗結核薬と併用することとされています。

当社は、中期経営計画「Vision 110 -Stage1-」において、「導入による開発パイプラインの拡充」を掲げており、上市品を含め、早期に業績貢献が見込める導入品の獲得を目指しております。呼吸器科・耳鼻科・泌尿器科を特定領域とし、リソースを集中するフランチャイズカスタマー戦略のもと、本剤を製品ラインアップに加えることにより、感染症に苦しむ患者さんの治療に貢献することを目指します。

今回の契約締結による2026年3月期の連結業績予測に与える影響は軽微です。
なお、当社とJ&Jについては、資本関係、人的関係、取引関係はなく、関連当事者へも該当しません。