新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する経口治療薬 「ラゲブリオカプセル200mg」の日本国内におけるコ・プロモーション契約締結について
2022年1月17日
MSD株式会社(本社:東京都千代田区、社長:カイル・タトル、以下 MSD)とキョーリン製薬ホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、社長:荻原豊)の子会社である杏林製薬株式会社(本社:東京都千代田区、社長:荻原茂、以下 杏林製薬)は、MSDが2021年12月に厚生労働省より医薬品医療機器等法第14条の3に基づく特例承認を取得したSARS-CoV-2による感染症(新型コロナウイルス感染症、COVID-19)に対する経口の抗ウイルス剤「ラゲブリオ カプセル200mg」(一般名:モルヌピラビル、以下 ラゲブリオ)について、日本国内におけるコ・プロモーション契約を締結しました。
MSDと杏林製薬は、2021年12月に日本国内におけるラゲブリオのコ・プロモーション提携に向けた交渉権について覚書を締結し協議を進めておりましたが、この度の契約締結に基づき、2022年1月31日より両社でコ・プロモーションを開始することとなりました。
ラゲブリオは、「SARS-CoV-2 による感染症」を効能又は効果とする国内初の経口抗ウイルス剤で、リボヌクレオシドアナログの薬剤として、新型コロナウイルス感染症を引き起こすSARS-CoV-2の増殖を阻害します。新型コロナウイルス感染症が蔓延する中、自宅でも服用可能な経口抗ウイルス剤という新たな選択肢が治療の一助になることを期待しております。
MSDは、今後もアンメットメディカルニーズに応えていけるよう、革新的な医薬品とワクチンの開発を進め、人々の生命を救い、人生を健やかにするために取り組んでまいります。
杏林製薬は、重点領域(呼吸器・耳鼻科領域等)におけるプレゼンスの向上と、新型コロナウイルス感染症治療への貢献を目指します。
詳しくは下記のPDFファイルをご覧ください。