ニュースリリース

当社の子会社である杏林製薬株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：荻原 茂、以 下、杏林製薬）は、8 月に厚生労働省より体外診断用医薬品として製造販売承認を取得した、インフルエンザウイルス核酸キット「GeneSoC インフルエンザウイルス A/B 検出キット」（以下、本製品）について、本日発売いたしました。

本製品は、遺伝子解析装置「GeneSoCmini」を用いて、インフルエンザウイルス（A 型/B 型）の検出結果を 15 分程度で得ることが可能です。また、本製品と杏林製薬が現在販売している「GeneSoC SARSCoV-2 N2 検出キット」を使用することで、一つの検体から一度抽出した RNA を用いて、インフルエンザウイルス（A 型/B 型）及び SARS-CoV-2 それぞれの検出結果を得ることが可能です。

杏林製薬は、呼吸器感染症・性感染症領域等において、「GeneSoC」シリーズ※の各装置を用いる新たな体外診断用医薬品、研究用試薬の開発・販売を目指しており、これらの製品を通して感染症の診断・予防・治療に貢献してまいります。

※遺伝子解析装置「GeneSoC mini」及びマイクロ流路型遺伝子定量装置「GeneSoC」

なお、本件の 2023 年 3 月期の業績予想に与える影響は軽微です。

製品概要
■ 製品名　　　： GeneSoC® インフルエンザウイルス A/B 検出キット
■ 製品分類　　： 体外診断用医薬品
■ 希望納入価格： 56,500 円（税別）
■ 包装単位　　： 40 テスト分
■ 保存温度　　： -20±5℃